RULE

大会規則・注意事項

競技規則・禁止事項等

■競技規則

本大会は標高 1,000mを超える地点を含む山岳地帯を中心に、約25km〜62km を走破する過酷なレースです。 山風や天候悪化、体調不良、道迷い、転倒、滑落、落石などによる様々な傷病や遭難のリスクについては、 全て参加者の自己責任となり、主催者は一切責を負いません。 下記競技規約含めて熟読し、全て同意の上でお申込み下さい。

■競技方法

定められたコースのタイムレース方式

■制限時間

各ポイントに制限時間を設けます。時間内に各ポイントを出発できなかった選手はレースを中止し、スタッフの指示に従い下山してください。

【ショートコース】8:00スタート
・関門なし
・フィニッシュ制限:16:00

【ミドルコース】7:30スタート
関門時間 調整中
・フィニッシュ制限:16:00

【ロングコース】5:00スタート
関門時間 調整中
・フィニッシュ制限:19:00

■自然保護に関するルール

本レースのコースは、希少動植物の生息するエリアを含んでいます。 貴重な自然環境の中で行われることを十分に認識し、主旨を十分に理解した上で、以下のルールを厳守してください。
1、トレイルへの影響を軽減する為、ストックの使用を禁止します。
2、トレイルコースからはずれることを禁止します。自然保護上必要な箇所には、追い越し禁止、その他の制限を設定します。
3、コース上および全区域で動植物、菌類、岩石などを採取、損傷することを禁止します。
4、コースの角をショートカットすることは、植生にダメージを与えるので禁止します。
5、ゴミは絶対に捨てないでください。
6、用便は各エイドステーションのトイレを使用してください。止むを得ないときは携帯トイレを使用し、紙を使った場合は必ず持ち帰ってください。
7、大会参加にあたっては、公共交通機関の利用や一台の車に乗り合わせるなど、二酸化炭素排出抑制にご協力ください。

■一般利用者、他の大会参加者への配慮

1、レース中、ケガ、病気などで身動きできないランナーと遭遇した場合は、その救助を優先してください。
2、レースを支えてくれる関係者や地元の人々、ボランティアに対する感謝の気持ちを忘れないでください。
3、コースは大会で占有をしているものではなく、一般利用者も使用していることを十分に理解し、その通行を妨げてはいけません。 その他の場所でも、安全な場所で走らず歩いて追い抜いてください。追い抜く時、すれ違う時には挨拶を忘れないでください。
4、コース上に存在するすべての建造物などに傷つけないよう注意してください。
5、指定されたコース以外には絶対に立ち入らないでください。
6、道路占有許可を取得した区間以外の舗装路では必ず歩道を走ってください。また道路横断に関しては誘導スタッフの指示に従ってください。

■一般歩行者への配慮

1、登山道について走行する場合は、一般歩行者が優先となります。
2、一般の歩行者がコース上にいる場合は、歩行者の通行を優先してください。
3、追い越しを行う際は、必ず声かけ等を行ない追い越し者へ追い越す事を認知させた上で、安全な場所で走らずに歩いて実施してください。
4、すれ違いの際には歩行者を優先し、安全な場所で歩行者に対して道を譲った上ですれ違いを行ってください。

■コース上の案内について

1、土地所有者及び管理者の許可を得て、必要最低限のマーキングテープや表示看板、スタッフの配置を行います。コースの誘導をするための看板、危険個所はロープなどを設置し、危険を回避できるようにするとともに、スタッフも配置していますのでその指示に従ってください。
2、交差点などで一時停止をお願いする場合があります(車両優先)。必ずスタッフの指示に従ってください。
3、案内は大会直前に設置し、終了後速やかに撤去します。

■救助および医療援助の体制

1、競技が安全に行われるために、大会実行委員会では可能な限りのコース整備と、救助および医療援助体制を準備しています。選手はトレイルランという自然の中で行われる競技に危険が伴うことを充分に認識し、ケガ、病気、事故などに対して、自己の責任において大会に出場してください。
2、応急処置の救護所はすべてのエイドステーションにあり、医師または看護師が待機しています。これらの救護所は大会本部と無線もしくは携帯電話でつながっています。
3、応急処置は、参加登録の有無に関わらず、本大会に関係するあらゆる人々を危険な状況から救助するために行います。
※環境や状況により、援助が到着するまでに時間が長くかかる場合があります。
※医師や救護者に処置を受けた選手は、レース後に必ず専門医を受診し、診察結果を大会本部へ伝達してください。
4、医師と救護者には、これ以上競技を続けられない選手に、競技を中止させる権限があり、その際にナンバーカードも回収する場合があります。
5、レースを中止した場合、その場からフィニッシュ会場まで収容車またはサポートの車を使って戻ることが出来ます。タクシーなどを呼ぶ場合の費用は自己負担とします。
6、救護される人間にその必要があると判断され、救助隊を呼ぶことがあります。この場合にかかった費用は救護された方に負担していただきます。
7、⼤会本部に連絡がとれなかった場合、119などで直接救急サービスを呼び出しても構いません。
8、大会主催者が加入する選手の事故・傷病への補償をする傷害保険の範囲は以下となります。
死亡、後遺障害 300万円 / 入院(日額)2,000円 / 通院(日額)1,500円
各個人での山岳保険の加入を強くお勧めいたします。

■安全管理

通過チェックをエイドステーションで行います。

■リタイア(棄権)

1、途中棄権をする場合は、必ずエイドステーションにて行ってください。無断で途中棄権をすると捜索の対象となる場合があります。
2、やむを得ずコース上でリタイアする場合は、近くのスタッフまたは本部へ必ず申告してください。

■必携品

1、コースマップ(印刷物もしくはスマートフォンアプリにてGPXデータをダウンロードしておくこと)
2、携帯電話(大会事務局の電話番号(ナンバーカードに明記)を登録し、番号非通知にせず十分に充電すること)
3、個人用のカップ(エイドステーションに紙コップの用意はありません)
4、1リットル以上の水(スタート時)
5、携帯食料
6、ファーストエイドキット
7、ライト(ロングスタート時暗い箇所があるため)
8、エマージェンシーシート
9、携帯トイレ
10、トレイルランニングシューズ(足の甲が覆われているもの)
11、手袋

<ロングのみ>4と7を除きチェックは行いませんが携帯を義務とします。
4につきましては、医療関係者との打ち合わせにより、1リットル以上の水を必須装備品としスタート前に装備品チェックを行わせて頂きます。

■携帯推奨品

帽子、ワセリン

■禁止事項

選手が以下のルールに反しスタッフの注意に従わなかった場合は、その場でレースを中止させることがあります。
1、コースをショートカットしたり、はみだしたりすること
2、必携品を装備しないこと
3、ごみを捨てる行為(選手のサポートスタッフを含む)
4、選手以外の者と伴走すること
5、乗り物の使用、代走、その他法律に抵触する行為
6、競技中のナンバーカードの不着用、計測チップの不携帯
7、大会のスタッフや医師、看護師、救護者の指示に従わないこと
8、関門時間後のレースの続行
9、ストックおよび杖の使用

■責任

1、主催者の責任
・参加者の故意によらないコース上の器物破損(対動植物、対物の事故、トレイルの崩壊など)
・コース上のマーキングおよび案内看板
・スタッフの安全管理
2、選手の責任
・上記の項目以外のすべてを自己責任とします。

■傷害保険

大会中の転倒などによるケガや熱中症・低体温症・急性心疾患等は、主催者が加入する傷害保険の対象となります。
既往症による受診や遭難時の捜索・救助費用は対象外です。捜索・救助費用は高額になる場合もあるので、日常的にトレイルランや登山をされる方には山岳保険の個人加入を強くお勧めします。
1、死亡・後遺障害:200万円
2、入院日額:2,500円
3、通院日額:1,500円

■大会中止等の判断とその周知

下記の事由により大会の開催・継続が困難と主催者で判断した場合は、大会中止または大会の中断、コースの短縮を行います。場合によっては、開催日を延期することがあります。
1、気象警報が発令された場合
2、降水が続き大会を開催する事によりトレイルに深刻なダメージを与える可能性がある場合
3、コース途中における崖崩れ、落石など、参加者の安全を確保できないと判断された場合
4、地震、風水害、降雪、事件、事故、疫病などによる開催縮小、中止、通知方法などについてはその都度主催者が判断し決定します。
5、大会中止の判断は大会当日または前日までに大会ホームページにて発表します。電話でのお問い合わせはご遠慮ください。レース中に中止を判断した場合は各エイドステーション・ウォーターステーションでアナウンスを行います。
6、大会中止の際でも原則として参加料の返金はいたしません。

■大会出場中の著作権、掲載権

大会出場中の写真、映像、記録、記事等の新聞、雑誌、テレビ、インターネット等への著作権、掲載権は主催者に属します。